旅するように暮らしたい~社畜、時々海外旅行

旅好きのアラフォーが仕事に忙殺されつつ時々海外旅行に行くブログ

ポーランドのクラクフ、安心の街並み

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ブダペストの観光を終えた後、クラクフに向かいました。

実はこの旅行計画をするまで、クラクフという街がポーランドにあることさえ分かっていなかった私です。

ただポーランドの観光地を調べたところ、クラクフの近くに「ヴィリエチカ岩塩坑」と「アウシュヴィッツ強制収容所」の二つがあることを知り、この旅での一番の目的をこの街にしようと決めたのでした。

 

ポーランドも私にとっては初めての国だったので、すごくドキドキしながら向かったのですが、バスを降りてショッピングモールを歩いている時に思いました。

「あ、ここはたぶん大丈夫……」

バス停から旧市街に抜けるまでちょっと迷ってしまったのですが、迷わなければすぐ近くでした。

しかもショッピングモールに何でも揃っているというこの安心感。

長期で旅行しているとそういう場所は本当にありがたく感じます。

 

クラクフでは立地がかなり良い、と評判のアパートを借りました。

私はほとんどホテルズドットコムを使っているのですが、Airbnbみたいな感じで貸してくれるような部屋です。

実はアパートを借りて宿泊するのは初めてのことだったので緊張しながらオーナーとやり取りしていたのですが、結構適当な人だったので助かりました。

鍵の受け渡しは対面ではなく、お宝探しのような感じで実行。

入った部屋はキッチン、トイレ、シャワー、ベッドにソファベッドまでついているという文句なしの部屋でそこに着いた瞬間思いました。

「あ、ここで沈没しよう」

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この部屋は本当に良かったので、また改めて紹介します。

 

旧市街の中でも中央市場まで徒歩五分という立地の良さ。

本当にありがたかったです。

初日はスーパーの場所がよく分かっていなかったので、バスターミナルに直結していたショッピングモールまで戻って買い物を済ませました。

クラクフカルフールエクスプレスがあちこちにあって、困ったらそこで買い物すれば良いかな、という感じです。

私は夕食と翌日の朝ご飯の食材、そしてお酒を買い込んでほくほくした気持ちでアパートに戻りました。

 

ショッピングモールを出たところでグリューワイン売っているところを見つけて、つい買ってしまったり。

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このワイン樽の形をしたところで売っていましたが、可愛すぎじゃないですか?笑
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お酒の中ではたぶんワインが一番好きなので、寒いところで飲むグリューワインたまりません!

実はニュルンベルクでも一度飲んでいたりするんですよね。

お金を掠め取られたストレスもあって、ちょっとお金使ってやる、的な気分になりつつ贅沢をしてしまいました。

 

 

クラクフの街はまだクリスマスの飾り付けがそのままになっていてとても綺麗でした。

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ここの写真は家族や友人に送りつけても、かなり好評でした^^

これまでほとんど外食をしなかったのですが、クラクフではお気に入りのお店を見つけて毎日のように通っておりました。

クラクフは結局5泊しています。

なので次回もクラクフについてまた語りたいと思います!

ブダペストで観光したところをサクッと紹介

ブダペストはテンション低めでの観光となってしまったので、行って来たところをサクッと紹介します。

たまたま運が悪かっただけなのでしょうが、そういうことあると本当に悲しいと言いますか、その国自体に思うことが出来てしまうので、犯罪はなくなって欲しいです。

という気持ちを横に置いて、ブダペスト観光のあれこれを。

 

1.ホロコースト記念館

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初めから明るくないところの紹介ですみません。

この後、ポーランドアウシュヴィッツを見学すると決めていたので、ホステルの近くに記念館があると知って立ち寄りました。

私にとってアウシュヴィッツ某国営放送の「映像の世紀」を見た衝撃がまだ残っています。頭の中でずっとテーマ曲が流れていました。

ブダペストの人たちにもあまり知られていないらしいのですが、中に入るとそこそこの人がいました。

展示はとても凝っているので見応えがあります。

戦争が起きると、普通の人を変えてしまう恐ろしさがあるのだなということをしみじみと感じました。

 

2.ブダ城と漁夫の砦

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おそらくここがブダペスト一の観光地です。

ブダ城の行き方で「ケーブルカーの乗り方について」というところをしっかり読んでいたにも関わらず、私は何故か電車で反対側に出てしまい、裏側からお城に入るということをしていまいました。

ブダ城のある場所は、そのエリア全体が観光地になっていて、お店がたくさんあり、また景色もとても綺麗です。

漁夫の砦は絶好の写真スポットなのでぜひ撮って欲しい。

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ただ眼下に広がるドナウ川、遠目に見れば綺麗なのですが、近くで見るとあまり透明度は高くなかったです。

 

ブダペストは二泊したのですが、最初にあのようなことがあったので、二日目は早々にホステルに戻って休みました。

 

嫌なことはありましたが、スーパーで買ったご飯は美味しかったですし、物価も安いので注意さえすれば過ごしやすい街だと思います。

もともとスーパーでは量り売りのコーナーとか何となく気が引けて買いにくかったのですが、今ではすっかり「これをいくつ下さい」と言えるようになりました。

ブダペストはトラムが走っているのでトラムに乗ってみたり。

 

ただもし最初からブダペストでばっちり観光する気持ちがあったら、水着をもって温泉に行っていたと思います。

温泉、かなり良いらしいですよね。

次また行くことがあればぜひ立ち寄りたいです。

ハンガリーでのトラブル

ウィーンで一泊した後はハンガリーブダペストへ向かいました。

ハンガリーは初めて訪れる国。

どんなところだろうとドキドキしながらバス停を降りた時、「あっここは合わないかも」と直感で思いました。

※お好きな方すみません。あくまで個人の感想です。

 

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第二次世界大戦の傷跡をまだまだ感じると言いますか、まだこの国は貧しいのかな、という雰囲気が漂っていました。

他の都市でも同じくらい手入れされていない建物はたくさん見てきたはずなのに、少し言葉は強烈かもしれませんが、どことなく殺伐とした雰囲気を感じ取ったのです。

 

バス停からホステルまでは3kmくらいあったのですが、トラムの乗り方を調べるのがちょっと面倒だな、という理由で歩きました。

歩いてやっぱり後悔しました。スーツケースを引きずっての3kmは遠い(泣)

しかしヨーロッパの広域をカバーしてくれるSIMを日本で買っておいたのがかなり便利で、ここハンガリーでも問題なく使えました。

SIMがなければ宿まで歩こうと思えなかったですし、そもそもバスをこれほど駆使しての格安旅は実現しなかったかもしれません。

 

Google Mapを見ながら何とか辿り着いたホステルは、結構評判が良かったところで評判通り良かったです。

物価が安い国だとそこそこの金額で良い部屋に泊まれるなぁと実感。

その前に泊まったウィーンのホステルが本当にイマイチだったので、余計にそう思ってしまいました。

 

そしてまだそれほど遅い時間ではなかったので、ひとまず街を散策することにしました。

が、これが良くなかった。

 

まだダメージ引きずっているので書こうかどうか迷ったのですが、詐欺師のグループに声を掛けられたんですよ。

観光客役+偽警官役2人の計3人。

「あ、これ8割方まず間違いなく偽物だろうな」と思いましたが、男三人に囲まれてなす術もなく。

見せろと言われて渡したお金を見事に掠め取られました。

現金を抜き取られただけなのでまだましですが、ほんっとうに悔しい!

あの時観光客を装った男の声掛けに立ち止まらなければこんなことにならなかったものを……。

裏通りを歩いていた訳ではないのですが、少し人が少ない時間のドナウ川近くを歩いていてそのような状況になってしまったので、ハンガリーブダペストに行かれる方はくれぐれもご注意ください。

 

後で調べたらハンガリーではそういった犯罪が横行しているそう。

全てを無視すると素敵な出会いまで逃してしまうことになりますが、危ないと思った国では声掛けも無視するべしと改めて胸に刻みました。

ちょっと旅に慣れてきた頃だったので、余計によくなかったんだろうなぁ。

お財布はいくつか分けていたのでそれほど大きな被害にはなりませんでしたし、何より刺されたりとか身体的な怪我はなかったので良かったですが、この一件でテンションが大暴落。

ちょっと嫌な空気だな、と思った時点でもっと気をつければ良かったです。

 

久し振りに海外で嫌な目に遭ったな、と思ったものの、思い返してみればこれまでも安全な海外旅行だけだった訳ではなく、同行者が荷物を盗まれて警察署に行ったり、襲われそうになったところを殴って逃げたこともあったなぁと……。

私の周りには、気付いたら檻の中に居ました、という猛者がいるので何となく自分はまだましと思っておりますが、そんなことはないかもしれません。

そのうちどこかで海外トラブル集も書いてみようと思います。

 

ちょっと笑えるエピソードでは、空港で財布を忘れたことに気付いたにも関わらず、仕事なので仕方なくそのまま海外に行ったという猛者もいます。

羽田と成田間違えた人も知ってますし。

やっぱり思い返しても、私の周りには猛者ばっかり。

 

まあ日本でもあれだけ詐欺やら事件がありますし、だからと言って新しいことを知るための旅を辞めるつもりはなく。

これからも気を付けて旅をしようと思った出来事でした。

スカイスキャナーの思わぬ落とし穴

色々な方のブログを見て、これはとても便利だと思っているスカイスキャナー。

今回の旅行でも一度だけ使っています。

www.skyscanner.jp

どうしてもローマに立ち寄りたくなってしまったので、スカイスキャナーを駆使して安い航空券を探したところ、ワルシャワ~ローマ便がそれなりにお手頃価格だったので予約することにしました。

 

一度でも利用された方はよくご存知だと思いますが、行き先と日付を入力するだけで色々なサイトから空席探して運賃を表示してくれるのでとても便利です。

どこのサイトで予約しようかな~日本語の方が読みやすくていいよな~なんて思いながら、最初は使い慣れたエクス〇ディアで予約しようとしてふと思いとどまりました。

 

あれ、この料金って預入荷物含まれてないけど、どうやって追加するの?

 

機内持ち込みだけで済むような旅行なら全く問題ありませんが、今回は長期なのでばっちりスーツケースあり。

航空会社のサイト見たら預入荷物は25€~60€と書かれていて、他の方のブログを読んでも意外と預入荷物で追加費用がかかりました、というのも見かけます。

 

それなりに日が迫っていたので、早めに予約をしたい。

ということで、スカイスキャナー経由ではなく航空会社のサイトから予約して見たらありましたよ、預入荷物込の料金が。

最安値の運賃でない運賃で、25€程度の金額で預入荷物や座席指定が可能となるプランがありました。

つまり航空会社のサイトに書いてあった最低料金に近い金額ですね。

空港で追加したら60€かもしれないので、結局エク〇ペディアではなく航空会社のサイトから直接申し込みました。

もしこれに気付いていなかったら結構損していたかもしれないので、気付いて良かったです。

 

スカイスキャナー、最安値を探すのにはすごく便利なのですが、預入荷物含まれていない料金ばかりだとちょっと困ります。

他の航空会社のサイトでは選ばせて貰えるところもあるのに、最初アリタリアはその料金しか選ばせてくれないので焦りました。

もしかすると私が何かを見落としているだけなのかもしれませんが。

 

スカイスキャナーはとても便利なのでもちろんこれからも使います。

ただ預入荷物やその他の制限について、しっかり読んでから申し込まなければなと思いました。

旅を休憩して直感の話

リアルタイムでは今、ポーランドワルシャワに居ます。

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ポーランドはとても居心地が良く、つい長居をしております。

そろそろ移動と観光名所めぐり(と言うほどガンガン回っている訳ではありませんが・笑)にちょっと疲れてきたので、ポーランドではのんびり過ごしています。

 ピアノを習っていたこともあって、ショパンの足跡を辿るのがとても楽しいです。

 

さて、ちょっと旅の話からは逸れるのですが、現地の言葉を勉強をするためにモンゴルに行くつもりだったのを、どうして急遽取りやめたのかということ。

 前にもこちらの記事で少し書きましたが、実はここに書いていなかったちょっと不思議な話があります。

minato-log.hatenablog.com

 

仕事を辞めることに関しては一年以上前から悩んでいたのですが、一番強くストレスを抱えていたのは半年ほど前。

実はある日突然円形脱毛症になっていたことに気付いたのですが、それに気付く一週間くらい前のことだったと思います。

その頃は仲間と起業することも視野に入れて新しい仕事のことを考えていたのですが、その仲間との関係性がちょっと難しい感じになっていました。

仕事はすごくしやすいのですが、相手はプライベートが落ち着かなくて、何と言うかこっちに依存するような発言をすることがあったんですよね。

当然こちらは相手のプライベートのことまで関与するつもりはありませんでしたが、一緒に仕事を始めたらその辺りどうやって割り切ろうかなぁなんて考えていました。

 

が、ある時、母が母の知り合いから急に電話を貰ったという話をされまして。

「今すぐやめなさいって娘に言って。手遅れになるから」

という伝言を母から聞きました。

 

この時、母は私に連絡することを少しの間迷っていたそう。

基本的に私のやりたいことなどを尊重してくれますし、何より私は別に占いとか宗教とかそれほど重きを置いていない方。(ちなみに母は神社仏閣が大好きでそろそろやめて欲しいほどたくさんお札を買って来る)

なので言っても信じて貰えないかな、と思ったそう。

 

ただこの時、私は何かとても嫌な予感がしたんですよ。

で、どうしても気になった私は「その人に直接会えないかな?」と頼んで母を驚かせました。

その方は占い師でもなんでもなく、母のお茶飲み友達のような人なのですが、ある時から母に少しずつ忠告のような言葉を残すようになっていたそう。

例えば車に気を付けなさいね、とか、旦那を大事にしなさいよ、とか。そういったことを言われた後に、本当に何かが起きるんです。

 

すぐに母が連絡してくれたところ、その方は二つ返事ですぐおいでと。

そして会うなり手を見せてと言われ「ああ、良かった。間に合った……」と。

おばあちゃんの人生相談室のような感じで、かなり長く色々な話をさせて貰いました。

母にも話したことのない人間関係のトラブルは当てられ、起業仲間と考えていた人のその後(実際それも数か月後に起きてしまった)を言われ、ビックリなのですがやっぱりな…という気持ちの方が大きいです。

その方は入院中、お世話になった看護師さんに「あなた二股は駄目よ。どっちかにしなさい」と言って驚かせたエピソードなどを持っています。

信じるも信じないも自分次第なので、もしあの時私に迷いがなければ聞き流していたかもしれませんが、私の中でもやもやしていたものをすっきり整理することが出来たと思いました。

 

 

その後も第二の母のような感じでの付き合いが続いているのですが、年末の挨拶に行ったときに言われたんですよ。

「あなたモンゴル行くの辞めたら?」と。

 

実は航空券だけは取っておいたのですが、今回どうにも気が進まないなと思っていたんですよね。

一緒に仕事を始めた訳でもないのに、現地の知り合いがもしかしたら私の経済力を当てにしてくるかもしれないと思っていて。(いや私も大してないのですが、モンゴルの平均所得は日本の四分の一くらいらしいので)

その人が私の方を向いてお金を援助して、と言っている夢を見たと言われて、やっぱり行き先を変更しておこうと決めました。

 

もちろん実際がどうかなんて誰にも分かりません。

ただ自分自身も直感的に何となく今ではないなぁと思っていたところ、おばあちゃんに後押しされてやっぱり辞めておこう、と決断したのでした。

 

私はそのおばあちゃんに、直感力を大切にしなさいと言われています。

何で急にこんな話をしたかと言いますと、「あ、ここはもしかしてあまり良くないかも」と思ったにも関わらず避けられなかった出来事が一つ起きてしまったからです。

それについてはまた改めて書きますが、直感が働いたときには多少の損を覚悟してでも対応しようと思ったのでした。

ウィーンは中継地点で1泊のみ

ウィーンにはたくさんの観光名所があることを知っています。

本来なら数日滞在して見回るべきなくらいな場所であることも。

しかし今回は昼過ぎに着いて、翌日の朝出発というスケジュールを組みました。

理由はすでに一度観光したことがあるから。ということと、今回は行ったことのない場所を安く訪れたい、という目的があるからです。

やっぱりウィーンは少し高め……お金を握りしめて行きたい場所なんですもん。

 

実はプラハの次に訪れる都市として、ワルシャワを考えておりました。

北東から南東への流れを予定しており、プラハワルシャワクラクフブダペストというのが本来考えていたコースです。

何故変えたかと申しますと、プラハからワルシャワまでバスで11時間だったんですよ。

11時間……それはさすがにキツイ。

そして貧乏旅行と銘打ったくせに、どうしてもローマと言いますかバチカンに行きたくなってしまって、航空券を調べたらワルシャワ→ローマがそれなりに安く取れそうだったんです。

こうなったら方向転換するしかない、と決めてウィーンに1泊。

ちなみに当初の予定通りであれば、北から南下してきてブダペストからウィーン、ザルツブルクというコースを考えておりました。

 

中継として1泊のみ、しかも午後着で何をしようというのは、考えることもなくコンサート一択。

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ひとまずオペラ座に行ってみるか~と思って行ったところ、立見席チケット売り場に流れ着いてしまい離れられないことに。

実はウィーンではダフ屋的なお兄さんがあちこちにいて、しかもダフ屋なのかもしれないのにそれなりに安くチケットを買わせてくれるんですよ。

なので話を聞いて買っても良いかな~と思っていたのについうっかり並んでしまいました。

 

その時確か時間は16時少し前。

立見席のチケット販売開始が17時過ぎ、そして開演が19時。

つまり私は立見席であるにも関わらず、始まる前に3時間ほど並んでいたことになりますね。

失敗した、と思いかけたのですが、今さら列を離れる気にもなれず並びましたよ。

立見席は三種類あって、その日は4ユーロと3ユーロの場所がありました。

何だかよく分からなかったのですが、1ユーロをケチる必要はないと思って4ユーロの場所を取りました。

 

チケット取ってからも次は場所取りがあります。

自分の手前のバーだけが自分のスペースとなり、それを確保するためにマフラーを巻き付けました。

私の隣はたぶん地元の方でよく聞きに来られているんだろうな、という雰囲気のおじさまで、リボンを二つ持参されておりました。

最初はマフラーでちょうちょ結びにしただけだったのですが、それだと自分の場所が分からないよ、と教えて貰ったので、両端を結んできちんと自己主張。

ちなみにこの写真は終演後なのでガラガラですが、開演直後は入り切れないほどの人がここにいました。

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そして休憩をはさむたびに減っていく人……まあ、立ち見って辛いですもんね。

 

今回はオペラ座に行くだけのために寄ったようになってしまったウィーンですが、全く後悔はありません。

すごく楽しんだのはつい先走って記事にしてしまったほど。

minato-log.hatenablog.com

たった1泊だから良いやと思って、宿泊もドミトリータイプのホステルにしました。

私以外は全員男性で、しかもちょっと微妙な感じのホステルだったので、1泊だけで良かったです。

 

次に向かったのはハンガリーブダペストです。

プラハの夜 観劇とダンシングビル

少し話は前後しますが、プラハに着いた後、予約していたホテルに荷物を置いて街へ出かけました。

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スーパーで買い物をするために適当に歩いていたところ、たまたま国立劇場の前を通りました。

音楽が好きなので「もしかして何かやるのでは」と思いチケットオフィスへ。

その日はお休みだったのですが、翌日シェイクスピアの「真夏の夜の夢」をやるということで一番安いチケットを購入しました。確か750円くらい。

 

チェコ語での劇なのでもちろん何を言っているのかは分かりませんでした。

でも事前にきちんとあらすじを予習していたので、何を言っているか分からないなりに演出の面白さで楽しむことが出来ましたよ。

妖精王オベロンとか女王ティターニアとか、某マンガで知っているキャラクターも出てきたので興奮してしまいました(笑)

実はたまたま日本人の学生さんたちが隣の席になったのですが「やばい、ストーリーとか全然知らないんだけど」などと言っているうちに開演し、「よく分からないから途中寝ちゃったわ」と言って終演したので、あらすじだけでも読んでおくのは本当に大切だと思います。

いくら安いとはいえ、お金も時間も費やすのに分からないのは本当にもったいないです。

しかしヨーロッパは本当に安いチケットで上質の音楽や劇を楽しむことが出来るので、ありがたいなぁと思いました。

 

もう一つ、夕方に訪れて写真を撮ってきたのはダンシングビル。

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建築に一切興味がなかった私に建築の面白さを教えて下さった、フランク・ゲーリーの作品です。

実はプラハにダンシングビルがあるとは知らずに旅行計画を立てていたので、まさかここで出会えるとは、と思って嬉しさが倍増しました。

 

私がフランク・ゲーリーに興味を持ったのは六本木で行われたエキシビション

知り合いが行きたいと言うので何気なくついていったら、その知り合いよりもたぶん私の方がハマってしまいました。

建築というかデザインは仕事でも日々接している分野なので、四次元での建築と、きちんと費用対効果、さらに言えばリスク費を削減してデザイン費に費やすという考えに深い感銘を受けた私は一瞬で虜になりました。

そこから建築に興味を持って色々調べてみたりもしたのですが、今のところフランク・ゲーリーを超える存在は私の中ではおりません。

四次元建築とか普段から頭の中では組み立てますけど、まさかそれを可視化する方法を実現している人がいるとはと目から鱗でしたよ。

狭い業界でずっと仕事をしてきたので、そういう話も自分から振らないとなかなか理解されなかったですし。

ただ尊敬していた元上司は、私が興奮してゲーリーの話をしたら同じく感銘を受け、色々と自分でも調べたそう。

と、話が逸れましたが。大好きな作品を見られてとても幸せでした。

 

そしてプラハではこの旅初めての外食をしました!

ホステルのすぐ隣にあるレストランでプラハ料理とビール。

全部合わせても1500円くらいだったのでとても満足しました。ちょっとしょっぱかったですけどね。

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ちなみに私は酒飲みなので、体調不良で控えていた時以外は毎日飲んでます。

その辺りの話はまた今度。

 

プラハでの宿はホステルですが、一人部屋を選びました。

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というのもミュンヘンで体調が悪い中、ドミトリーに3泊したことが自分の中でそれなりに堪えてしまい、やはり出来れば一人部屋が良いな…と思ってしまったからです。

トイレ、バス、キッチンは共通のホステルでしたが、一人部屋はやはり快適でした!

これだから社会人経験者は軟弱だ……と思いつつ、その後もホテル選びはその辺りを重要視するように。

 

プラハでの観光を堪能した後は、オーストリアのウィーンに向かいます。