旅するように暮らしたい~社畜、時々海外旅行

旅好きのアラフォーが仕事に忙殺されつつ時々海外旅行に行くブログ

チェコのプラハでミュシャ鑑賞

ドイツの三都市を巡った後、初めて訪れる国、チェコへ向かいました。

チェコへと向かうのももちろんFlixbusです。

Flixbusならニュルンベルクからプラハまで15ユーロ(価格変動あり)。

後でさくっと調べましたが、鉄道だと乗り換えありで100ユーロはしそうでした。

乗り放題のお得なチケットを買ったとしても、やっぱりバスには敵わないので、時間が許す限りこの旅ではバスを利用しようと思います。

ただもし鉄道旅をすると決めていたら、ニュルンベルクではなく別の場所からプラハを目指しましたね。ちょっと鉄道の中継点としては不便かもしれません。

 

すっかりぐうたらした生活が身についてしまった私は、10:30頃のニュルンベルク発、14:00頃プラハ着というのんびりした時間を選択。

中途半端に早く着いてしまうと、ホテルのチェックインまで微妙な時間になってしまうので、のんびり出て部屋に荷物を置いてから出掛けられるような時間に移動するようにしております。

 

プラハには3泊しまして、着いたその日は国立歌劇場で「真夏の夜の夢」の鑑賞と街散策。

その後の2日間は「ミュシャファンならぜひ行くべき」と紹介されていた3か所を巡って来ました。

ちなみに私は日本でミュシャ展が開催された時には行ったくらい好きですが、美術そのものにはそれほど造詣が深くありません。

なので純粋に「綺麗だな」というような感想しかないのですが、本当に素晴らしかったのでぜひ見て頂きたいです!

 

その1.聖ヴィート教会

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実は聖ヴィート教会がどこにあるのかを調べる前に、ひとまずプラハ城に行ってみるか~と思って訪れた先にありました、という感じで行き当たっていたりします。

ヴィート教会に入るにはチケットが必要で、私はもともとお城に行くつもりだったのでAチケット(350コルナ)を買いました。

聖ヴィート教会にはミュシャの他にも素晴らしいステンドグラスがたくさん……なのに、やっぱり不思議と一番目を引くのがミュシャのステンドグラス。

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この独特の感性、本当に素晴らしいなぁと思います。

この時期でもそれなりの人出だったので、夏の時期になったらきっと観光客凄いんだろうなぁと思いました。

 

ちなみにAチケットで入れる他の場所の中では、黄金の小道がとても良かったです。

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ただの小道かと思えば、建物の中に色々な展示がある上に景色が綺麗でした。

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観光ガイドを見ていると王宮の方が見ごたえがありそうでしたが、行ってみないと分からないものだなぁと思いました。

 

その2.プラハ市庁舎

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ガイドツアーを申し込んで中をしっかり見学して来ました。

日本語のツアーはなく、英語ツアー。

ネット予約も出来るそうですが、私は直接市庁舎のチケットカウンターで購入しました。

チケットカウンターは市庁舎を入ってすぐ左のところにあります。

さすが閑散期、私の他にあと3人しかおらず、計4人でのガイドツアーとなりました。

スメタナホールを始めとして市庁舎の内部は非常に凝っていて、芸術的にも建築的にもとても面白い建物だと思いました。

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一言で言うと芸が細かい。

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どれだけの労力を使って作られたんだろうと想像すると気が遠くなりそうですが、ここはプラハ市民のプライドを象徴する場所でもあるそう。

ミュシャの間ではとにかくため息しか出てきませんでした。本当に素敵。

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その3.ミュシャ博物館

ここだけは中が撮影禁止なので写真がありません。

せめて外観の写真を撮っておくべきだった、と思ったのですが忘れておりました。

とても小さな博物館ですが、ファン垂涎のポスターがいくつもあります。

市庁舎から歩いて10分程度のところにありますので、市庁舎とセットで見るのが効率が良いと思います。

 

プラハの観光地は意外と撮影許可にお金がかかるところが多い印象でした。

だいたい50コルナくらいなので、許可証を買って遠慮なくバシバシ写真を撮って来ました。

ミュシャ好きの友達に写真はたくさん送り付けたのですが、本当は友達にも実物を見て欲しいなぁと思いました。

 

プラハ編はまだ続きます。

ヨーロッパを安く旅するならFlixbus

お金よりも休みがない生活を長く続けていたせいで、これまでは旅をする時に安く済ませよう、とはあまり思っていませんでした。

何せ日本の普通の会社に勤めていましたので、どんなに長く旅行期間を設けられたとしても、二回の土日を挟んで9日間がせいぜいです。

そうするとお金を節約することよりも、時間をお金で買って解決しようとする方に走ってしまうので、旅の時くらいはお金を気にせず使おうということになってしまうんですよね。

 

なので国内でも基本的に飛行機(安いチケットは探しますが)、宿泊はそこそこのところ、そして食事や観光にお金は惜しんでおりませんでした。

 

ところが今回は時間はそれなりに取れるので、節約しつつ旅を楽しむことをテーマにしています。

というより今回お金を掛け過ぎると、二回目、三回目の海外が行けなくなってしまうので、一回にかけるお金は出来るだけ節約してみようと挑戦しているのです。

 

やはり旅行の中で大きく占めるのは宿泊代と移動費。

宿泊についてもまた改めてどこかで語らせて貰おうと思いますが、移動も鉄道や飛行機を使ってはそれなりの金額になってしまいます。

バスを最大限に駆使してみせる、と思って調べて出てきたのがドイツのバス会社Flixbus。

これが本当に便利なのです。

 

global.flixbus.com

このサイトで行き先を検索して、好きな時間帯を予約するだけ。

カードはVISA、MASTERが使えます。

しかも予約した後のプリントは必要なく、送られてきたQRコードを乗車時に見せれば良いだけ。これが本当に便利で助かります!

 

他の方のブログを見ていると、全席自由席と書かれているのもありますが(昔はそうだったのかもしれません)今は一部指定席になっています。

1ユーロ程度で席を確保できるので、初めての時と長距離移動するときには必ず席を指定するようにしています。

ただこの指定席制度、まだ浸透していないようで、私が予約した中でも2回、私の席に他の人が座っていたことがありました。

しかもここ私の席なんですけど、と言ったところで「席はどこでも良いのよ」と言って2回とも譲ってくれませんでした。そういう時にはFlixbusの人に言えばどいて貰えるので、遠慮なく言うことをオススメします。

 

ちなみに自分が指定している時以外でも、指定席から頑として動こうとしない人を何回か見かけました。

あなたが他の席に座れば良いじゃない的なことを言っていましたが、そうなると何のための座席指定…。

当然追い出されますので、座席指定をされた方が来たら大人しく譲り渡しましょう。

指定席画面を見ていると、前方が指定席であることが多く、後方はほとんど自由席のような雰囲気でした。

ただそこが誰かが指定した席であるかどうかは確認する方法がないので、一度座った席から動きたくないな、という気持ちがあるなら指定することをオススメします。たった1ユーロですし。

 

Flixbusにはすでに5回乗りましたが、座席は余裕があるのでかなり快適。(日本人足短いですし…)

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バスには必ずトイレが付いています。(このトイレ、1回詰まっているのを見かけましたが基本的には使える)

コンセントはあるバスとないバスがありますので運次第。

無料のWiFiは使えたり使えなかったり。ただずっと通信が悪いままであったことはないので、それほど悪くはないと思います。

 

少し難しいのはバスターミナルの場所でしょうか。

駅から離れた場所にあることも多いので、ネットが使える状態である方が好ましいです。

Flixbusから送られてくるメールにはきちんと乗降場所については地図が付いてくるので、mapさえ使えれば迷うことはないと思います。

 

しかし一番驚いたのは、奇跡の定時発車率。

今まで乗った5回のうち、一度も遅れていません。

ある程度の渋滞も見越して計画を練っているのでしょうか。

もちろんたまたまかもしれないので、時間の余裕がある時しかバスは使えませんが、この旅ではまだまだ使うことになりそうです。

 

皆さんもぜひ、ヨーロッパを旅する際にはFlixbus使ってみて下さい。

5ユーロから20ユーロくらいであちこち旅できますよ!

初対面のおじさまとローテンブルクへ

ニュルンベルクからローテンブルクは近いのに行かないのは勿体ない、という話から何故か初対面のおじさまと日帰り旅をすることになってしまった私。

minato-log.hatenablog.com

もし変な人だったらどうしようという心配をよそに、片道一時間ちょっとの道中もずっと楽しく過ごしておりました。

DBという鉄道を使ったのですが、ローテンブルクに行くのには2回の乗り換えが必要です。

最初自分でgoogleで乗り換えを検索した時には、乗り換えなしの30分と出ていたはずなのにすごい違いです。

しかも次どの電車に乗れば良いのか、情報がきっちり出てくれないのがドイツの鉄道会社の悲しいところ。これについては案内してくれたおじさまも「親切ではない」と憤慨しておりました。

きっとオンラインで調べなさいという意味なんでしょうね。

それでもオンラインで見たところで、同じ時間に発車する電車があったら間違えるのではと思うくらい難しいなと思いました。

 

ローテンブルクの駅に着くと、10分ほど歩いたところに門が見えます。

ここがまず観光の入り口ですね。

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それからまず案内されたのが、城壁を上って街を眺めるところ。

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ここは無料で誰でも登れるようになっています。おそらく修復の際に寄付した人たちなのかな、という名前がたくさん並んだところを通り抜けながら街をぐるっと半周くらいしました。

 

そして城壁の外へ。すごく景色が綺麗。

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夏になるとぶどうがなる畑があるようです。しかも誰でも取って良いんだよ、と言われましたが本当かな。

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ここが昔のロマンティック街道だと教えて貰いました。

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隠れた穴場らしい人魚の像。男の人の方はたぶん酔っ払ってますね(笑)

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そこをずっと歩いていくと、昔は限られた人しか来られなかったという広場に出ます。

街の南側の少し変形したところ。ここに珍しく無料のトイレがあるんですよ!

ドイツに限らずヨーロッパで無料のトイレは珍しいです。もちろんありがたく使わせて貰いました。

 

それから街の中へ入ると、有名な場所をいくつか教えて貰いました。

「ここは写真スポットだから!」と言われるがままに撮影してきたと思います。

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こんなプライベートツアー、もし申し込んだら100ユーロでも足りないだろうなぁなどと考えてしまう自分がちょっと情けなかったです。

ただ教えて貰ったところがどこも素敵。

連れて行ってくれたおじさまには本当に感謝しました!

 

 

何時くらいに帰りたいかと聞かれたので、6時の電車に乗りたいな、と答えたところその時間に合わせて駅へ。

だいたい1時間に1本の割合で電車が出ているらしい。

しかもローテンブルクは終着駅らしく、どこに出るにも同じ電車にのる必要があるようです。

ローテンブルク発の電車は3駅くらいで乗り換え駅に出ますので、そこで向かう方向を間違えなければ帰れるみたい。

 

そのおじさまがすごいなぁと思ったのは、その時ローテンブルク駅で待っていたいかにも観光客な雰囲気を出していた人全員に声を掛けたんですよ。

「どこに行きたいの?」って。

そして彼らも電車に乗せると、その乗換駅で「あなたはこっち」というように教えてあげていました。

こんな優しい人がこの世に残っていたとは!という感動。

「でもあなたも日本で困っていた人見かけたらそうするでしょ」と言われましたが、なかなかそこまでは出来ないんじゃないかな、と思います。

 

1時間ちょっとかけてニュルンベルクに戻ってきた後は、スーパーに寄って帰ります、と言ったところあっさりそこで解散。

今回は電車の中で連絡先を聞いておいたので、日本に戻ったらきちんとお礼状を送ろうと思いました。

メールしますと言ったところ、字が細かくて読むのが好きではないと言われたのでそういうことに。しかし本当に良い出会いだったなぁと思います。

 

ミュンヘンではひたすら体調不良と戦うことになってしまったので、ここに来てようやく旅が始まった感じが。

素朴な雰囲気が大好きなので、ニュルンベルクはまた訪れたいところです。

 

泊まったホステルにも満足しつつ、次はプラハに向かいます。

ニュルンベルクで素敵な出会い

ミュンヘンを離れた後は、ニュルンベルクへ行きました。

この頃はだいぶ体調が戻ってきて、バスでの移動中も少し鼻がぐずぐずいっていたくらい。

それでも全快したとは言えない状態なので、ニュルンベルクでは最初ホステルを2泊とっていたのですが、一人部屋のホテルに変更しようと予約サイトを開いたところ……。

何と、予約日を間違えて一日宿泊先が決まっていない状態になっていることが発覚しました。

この時はちょっと焦りましたね。そして慌てて一泊6千円くらいのホテルを予約しました。

 

ニュルンベルクも二度目なので、何となく土地勘があります。

なので駅から遠くても観光地に近いところを選んだのが大正解でした。

 

ホテルからすぐのところにあるハウプトマルクトと聖母教会。

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ここには美しの泉、と呼ばれるモニュメントがあって、つなぎ目のない金の輪を見付けて3回回すと願い事が叶う、と言われています。

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もちろん見つけて回してきましたよ~!

 

ここで広場や教会の撮影をしていたら、散歩中のおじいちゃんに声を掛けられました。

「あと7分すると教会の仕掛け時計が動き出すよ」

↓時計の下の部分です

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教えてくれたことに感謝して待つことにしたら、何とそのおじいちゃんが戻ってきました。

「ごめん、一時間間違えてた……」

その時の時間は11時、おじいちゃんは12時だと思っていたようなんですよね。

一時間くらいすぐに潰れるから放浪していよう、と思っていたら「もし嫌でなければ教会を案内しようか」と別の教会を案内してくれました。

後で分かったのですが、聖母教会はカトリック、案内してくれた教会はプロテスタントだったので、そのおじいちゃんはプロテスタントだったようです。ちなみにニュルンベルクでは半分以上がプロテスタントだそう。

 

教会の成り立ちや構造、歴史など、ガイドツアーに申し込むより良いくらいの説明を30分ほど。

建築に興味があるものの、興味を持ち始めたのが最近な私には知らないことばかり。

もう少し西洋史も勉強するべきだったなぁと思いながら一通りの説明を受け、ありがとうございますとお礼を言ったらあっさりとガイドツアーは終わりました。

せめてお礼のコーヒーを……と思っていたのに、本当にあっさりと。

健康のために散歩をしていると言っていたので、優しい地元の方だったなぁと思います。

 

その日は月曜日だったので美術館などはほとんどお休み。

ニュルンベルク城に行って街並みでも眺めるか~と思って急な坂を上ったところで休憩していると、今度はまた別のおじさまに声を掛けられました。

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ドイツ語交じりの英語は少し癖が強くて、慣れるまで時間がかかりました。

とっても気さくなおじさまはお城の近くに住んでいるそう。

色々な話をしていく中で「ローテンブルクに行ったことはあるか」と聞かれ、ないと答えたところ「どうして行かないんだ」と言われました。

もちろん地名は知ってますし、いつか行ってみたいぁと思っていた場所ですが、ネットで調べるとニュルンベルクから電車で30分ほどの近距離。(と言いつつ実際は片道1時間でした)

今は昼、ということはこれから行ける、と思った私はそのおじさまに「じゃあ、今から行ってくる」と言ったんですね。

 

そうしたらおじさま「案内してあげる」と。

とても良さそうな人ですが、大丈夫なのかどうかは未知数。

ひとまず急遽予約した宿から次の宿へ荷物を移さないといけないと言ったら、その間もずっとついてきて案内してくれたんですよ。

「一人で行けるから大丈夫ですよ」と言って駅まで送って貰うことにした私。

駅で切符の買い方を教えて貰い、当然一人分のチケットを購入、そして今度こそお礼にコーヒーでもと申し出たところ、「分かった」と言っておじさまはあるところに連れて行ってくれました。

 

 

それはDB(鉄道会社)のラウンジ。

年間の利用料金が多い人が入れる、VIPラウンジでした。

私はコーヒーをご馳走するどころか、おじさまのカードでラウンジに入らせて貰うことに……。

しかも時間を気にしてたら「大丈夫、頭の中に入っているから」と。

一人で行くと言ったのですが、やはり連れて行ってくれるらしい。

 

ここで当然迷いました。

こちらは一人旅の一応女性。

おじさまの案内で旅して良いものかどうか。

だがいざとなったらローテンブルクからタクシー飛ばしてでも帰ろう、と決めて腹をくくりましたね。

 

そうして初対面のおじさまとローテンブルクへ日帰り旅へ。

私は二等車のチケットを買ったのですが、おじさまは一等車のチケットをすでに持っていたらしく、私に付き合って二等車に乗ってくれていました。

そしてネット情報では30分くらいでさくっと行けると思っていたローテンブルク、2回の乗り換えが必要でとても一人では行きつけないようなところでした。

ローテンブルクでの話はまた次回。

ウィーンのオペラ座でTOSCA

色々途中を飛ばしてしまっていますが、現在地はウィーン。

ミュンヘンニュルンベルクプラハ→ウィーンと来ています。

寄るとしてもミュンヘンへの帰りかな、と思っていたのですが、プラハからワルシャワへの道が意外と遠くて難しそうだったので、ウィーンに立ち寄ってからまた次の場所を目指すことにしました。

 

ウィーンには一泊だけなので、大好きな音楽を聴きにオペラ座へ!

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オペラ座の外でダフ屋的にチケットを売っているお兄さんたちから買うことも考えたのですが、成り行きで立見席売り場に並んでしまったので立見席で鑑賞することに。

この立見席、本当に安くて今回は3ユーロか4ユーロのエリアを選べました。

演目はトスカ。

とても楽しみです!

 

あまりにもテンションが上がりすぎて、つい開演前にワインを。

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この白ワイン、美味しかった〜!

 

立見席はぎゅうぎゅうですが、4ユーロの場所を買ったので結構近いです。

貧乏旅行ですが、ちょっとした不便や贅沢を楽しんでます😊

ミュンヘン観光まとめ

ミュンヘンでは遠出が出来る体調ではなかったので、街歩きしただけになってしまいました。

 

 

レジデンツ博物館+宝物館

ここは前回ミュンヘンを訪れた時、すごく良かったなぁという記憶がうっすらと残っていたので再訪しました。

とにかく入口が分かり難く、迷いながら歩き回っていたら公園へたどり着いてしまいました。

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歩いている途中、何かコツコツ音がするなぁと思っていたらカラスがくるみを落として割ろうとしているところに遭遇。

ちょっと珍しかったので思わず写真をぱちり。

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それからさらに迷ったのですが、レジデンツ博物館の入り口は公園のすぐ隣でした。

一部改装中の建物の横をずっと歩いていくと、入っても良さそうな中庭があり、その奥が博物館の入り口となります。

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あまりにも地味過ぎて博物館の入り口とは分からないくらいなのですが、中はものすごく広くて見ごたえがあります!

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入って真っ直ぐのところにチケットオフィス、左側がレジデンツ博物館入口、右側が宝物館の入り口でした。

宝物館もきらびやかな装飾品がたくさん収蔵されているので、見ているだけで楽しかったです!

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その他街歩きしていたときに見つけたもの。

 

・路上パフォーマンス

前に来た時にも見かけたのですが、路上にまでグランドピアノを引っ張って来るって本当に凄いなと思います。

寒い中、楽しく聞かせて貰ったので私もチェロのケースの中にお金を入れてきました。

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アイススケートリンク

マリエン広場に行く途中に見かけました。

小さめですが、リンクの近くでお酒やソーセージなど売っているお店があって賑わっています。

ただ値段はちょっと高めだったので、見ただけでそのままスルー。

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・小さなマーケット

そろそろお腹空いたな、と思いながらふらついていたら見つけましたマーケット。

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ドイツと言えばミートローフ、と言うことで、あまり愛想のないおばさまが営業されているお肉のお店で頼んだのがこれ。

 
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大きさ分かりますでしょうか?

3COINSで買った手袋(ちなみにバスの中に置いてきたらしく、すでに手元にありません)より少し小さいだけというとんでもない量だったのですが、寒さでカロリー消費していたのかぺろりと食べてしまいました。

塩加減がちょうど良かった……。

ミートローフ、大好きです!

 

 

この後はバスでニュルンベルクに向かいました。

調べてみたらFlixbusがとても評判が良かったので、ドイツで初めてのバス旅に挑戦することに。

バス停を探すのに少し苦労しましたが、このFlixbus本当に良かったです。

ミュンヘンのピナコテークへ

体調不良と戦いながらのミュンヘン観光、天候もそれほど良くなかったので美術館巡りをしていました。

美術館に向かう途中にあった公園。

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積もった雪を見るのは久しぶりなのでちょっとテンションが上がりました。

でもこの雪も翌日には溶けてしまったんですよね。路面が濡れ方が凄くて、靴の中が浸水して大変なことになりました。 

 

近場で良さそうなところにピナコテークが検索で引っかかったので、行ってみることにしました。 

 

アルテピナコテークとモダンピナコテーク

www.pinakothek.de

 

ミュンヘン中央駅から徒歩20分程度、かなり隣接したエリアに三つのピナコテーク(絵画館)があります。

アルテピナコテーク、ノイエピナコテーク、そしてモダンピナコテークです。

 

まずはアルテピナコテークに行ってきました。

ルーベンスをはじめとして、有名な絵画が数々並んでいます。

館内は写真撮影OKなのですが、シャッター音を響かせて撮影するのがあまり好きではないので、最後の審判だけ少し遠くから撮らせて貰いました。

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結構広いので1時間では見終わりません。

この館だけ見ようと思ったら7ユーロ、3つのピナコテークを見られるデイパスは12ユーロだったので、デイパスを購入しました。

 

そしてゴッホのひまわりを楽しみにノイエピナコテークに行ってみたら、まさかの長期休館中……。

ああ、残念。

しかし気ままな一人旅にそういったことはつきものなのでさほど気にせず、モダンピナコテークに行きました。

 

現代美術は難しくて何が良いのか分からない時があるのですが、見て「楽しいな」と思えるものが好きなんだと思います。

ピカソの作品もあったらしいのですが、とにかく数が多いのでどれだか分かりませんでした。

工業デザインの区画もあって、その辺りは親しみやすく見ていてとても楽しかったです。

 

モダンピナコテークを散策中に少しずつ辛くなってきたので、その日は早々に帰ることに。

夕方からはバイエルン国立歌劇場の椿姫を見に行くことですし!

と思って一度体を休めたのですが、4時間の立ち見に耐えられるほどの体力は残されていなかったので諦めてそのまま眠ることにしました。

すごく楽しみにしていたのに……!

これは本当に悲しかったです。

翌日、また別のチケットがないかとチケットオフィスを訪れてみたのですが、良いチケットがなかったので断念しました。

体調管理は本当に大切ですね。しばらく風邪を引いたりしていなかったので、もしかして油断していたのかもしれません。

 

しかしこの日は本当に体調がイマイチだったので、ほとんど写真が残っていません。

せめて美術館の外観は撮影してくれば良かったです。