旅するように暮らしたい~社畜、時々海外旅行

旅好きのアラフォーが仕事に忙殺されつつ時々海外旅行に行くブログ

出発前に引っ越し準備

およそ一ヶ月間の旅行へ出かけるので、旅行の準備と同時進行で引越しの準備を始めています。

ひとまず引越しの予約を入れなければと見積もりをお願いしたところですが、高くなりましたね~。

見積もりをしてくださった方の話を聞いたところ、去年よりも引越し代が高くなっているようです。

去年は取引先の人で4月異動のはずが、引っ越し業者に断られて5月半ばの異動になったという方がいらっしゃいました。

おそらくその時の教訓もあって今年は費用を上げ、人手を確保しているのかなぁという印象です。

個人で引越しの見積もりをするのは数年ぶりなのですが、荷物が増えたこともあって、5割増しくらいなイメージです。

 

初めて引越しの見積もりをした時はやり方が分からず比較サイトに登録したところ、電話が鳴り続けて苦労しました。

しかもこれはトラック代だけなのでは、と思うような業者さんもいくつか含まれていて、お断りするのが面倒でした。

その時に思ったのは「自分でいくつかに連絡をした方がずっと楽だな」ということ。

以来、多少高くても安心してお願いできるところにしようと決めています。

 

安ければ安いに越したことはありませんが、やはり物事には適正価格というのがあると思っています。

特に日本は「物を運ぶ」ということに対してお金を払うことに抵抗があるのではないかと思うことがありまして。

輸送費が無料であるはずないのに、ネット通販で送料無料に慣らされてしまっているので、買ったものに送料が乗ってくると、ちょっと損した気持ちになってしまうのは自分でも良くないなぁと思います。(実際は商品に送料が含まれている訳ですが)

そうして輸送者側に負担をかけ続けた結果、ドライバー不足を引き起こしてしまった訳で。

本当は会社側がそれなりの給料をドライバーに払っていれば良かっただけ、というカラクリは分かっているのですが、世間の目が向いたことで労働環境の改善がされていったら嬉しいなと思っております。

 

在職中にいつも思っていたのが、「適正価格を払わなければ適正な利益は得られない」ということで。

そもそも儲けが出ないような取引先なら遠慮すれば良いし、費用を抑えたいならどちらも損が出ないようにやり方を変えれば良い、と思っておりました。

結構大きな額の発注をするところにいたのですが、3割くらいコストダウンして同じくらいのクオリティを保ったというのに、「そこまで叩けたならもっと叩けるだろう。もっと値引きさせろ」と根拠もなく言われた時には涙が出るよりは呆れて言葉が出て来なくなりました。

だからこそ辞めたのですが。ちなみにその時の上司も間もなく辞め、残った先輩もそのうち辞めそうだな…という雰囲気でした。

そういう滅茶苦茶なことを言うのはたいてい部外者の経営者でしたね……。

 

不当な値引き要求、大嫌いです。

値引きしたいならその内容を見直すしかないのに、そこから更に正当な理由もなく値引けというのは、自分の給料減っても良いと言っているのと同じだと思ってます。

相手の首を絞めたら自分の首も絞まるもの。斜陽業界と言われているところにいたのですが、業界全体で儲かる仕組みを作らないとこの先本当に人がいなくなるなと思います。

営利企業に勤めているのだからWin-Winの関係以外は辞めた方が良いと思ってます。

 

と、話がとてつもなく逸れましたが、私は多少高くても安心、安全で気持ち良く作業してくれる引越し業者さんが良いので、そういったところに決めました。

安くできるところは「日程調整と時間は何時でも可」というところ。有給消化中ですし。

それでもそこそこ高いのですが、退職後、旅行でほとんど不在なのに住み続ける費用と比較すれば安いもの。

再就職時の引っ越し代を加算してもまだ余裕でおつりが来るので、減っていく通帳の残高に片眼を瞑ろうと思います。