船旅でヘルシンキからタリンへ
今回の北欧旅行、一つの大きな目的はたくさん船に乗ることだったりします。
実は前職が船関係で、次の仕事も船の仕事を選ぶつもり。なので北欧の船に興味津々なんですね。
お金はそれほど掛けられませんが、乗れば色々分かるのでとにかく乗ろう、という魂胆で旅先を選びました。
ヘルシンキからタリンに向かうフェリー会社を調べたところ、主に三つ。
VIKING LINE
TALLINK
ECKERO LINE(Oにウムラウトが入ります)
↑乗ったのにちゃんとした写真を残してませんでした。
で、ダイレクトフェリーで検索すれば良いよ、というサイトを見つけたのでその通りに検索をかけました。
が、何となく検索結果に納得出来なかったので、VIKING LINEとECKERO LINEぞれぞれのサイトで確認したところ、自分にとって都合の良い時間帯が安かったのがECKERO LINE。
直接購入したところ、客室予約なしで24€でした。
ダイレクトフェリーは日本語で探せる分、少し高い印象を受けました。
英語で予約できるなら自分で予約するのが一番です。
送られてきたQRコードをゲートに入る時と乗船前の二回かざすだけなので、スマホがあれば印刷する必要はありません。とても便利。
フェリーターミナルの入り口
そして中です
しかも市内からはトラムで一本。T6または7に乗ればフェリーターミナルに着きますよ。
ちなみにターミナル1はあまり使っていないようで、ECKERO LINEとTALLINKの船はターミナル2に入るようです。
VIKING LINEはスメオンリンナ島に行くフェリー乗り場の近くにターミナルがあったので、おそらくそちらだと思います。(追記しました)
実は以前、一回だけ別の航路でVIKING LINEの船に乗ったことがあるんですよね。
なのでたぶん大丈夫だろうと踏んで自分で予約をしてみました。
前は長めだったのできちんと客室を予約しましたが、今回はどうせ2時間なのでと思って客室の予約はなし。そうすると適当なベンチで待つことになります。
お店に入ってお酒でも飲むのが一番なのかもしれませんが、外の景色を見たいわけですよ。なので展望デッキで風に吹かれながらずっと景色を見ていました。
ちなみに航路を航行中、船は左舷対左舷で行き合うことが多いので、他の客船を見たいと思ったら断然左舷側をオススメします。
ただ出港の時、左舷で接岸していることが多いので、出港時は右舷の方が楽しめるかも。
私は職業病、どうしても岸壁側が気になってしまって、つい左舷に居座ってしまうのですが。当たらないで出港できるかなぁと気掛かりで……なんて言ったら、失礼ですね。
フィンランドとエストニアはシェンゲン協定を結んでいる間柄ですが、出港すると間もなく免税店がオープンします。
私、これを今回は狙っておりまして。
ヘルシンキでは高かったお酒が安く買えたりしないかな~なんて思ってちょっと買い込みました。そしてそれをデッキで飲んでおりました(笑)
あいにくのお天気でしたが、船で飲む酒は美味しい~。
ただ後で分かったことですが、タリンに向かう皆様すごく買い込んでいるのできっとお買い得に違いないと思ったのに、ビールはタリンのスーパーで買った方が安かったです。
何でみんなあんなに買ってたの……銘柄が違うから?
悔しい思いをしたビールはまだスーツケースの中。だってタリンで買った方が安かったんですもん。
お酒が高い国に着いてから飲んでやる、という気分にもなってるのですが、持ち歩くのが大変なのでそのうち飲むと思います(笑)
約二時間の船旅はあっという間に終了。
フェリーターミナルは観光の中心になる旧市街からそれほど遠くはなく、ただ重い荷物を持って歩くのはちょっと辛いかなという感じなので、お金に余裕があればタクシーを使っちゃったほうが楽だと思います。
私は今回、市街地から少し離れたホステルを予約したので15分ほど歩いたところにあるバス停からバスに乗って向かいました。
何故かその日のタリン市内、ホテルもホステルもすごく混んでいて。
そんなに人気なのかと思ったのですが、たまたまフェスティバルを開催していたんですよ。
なので離れたところにあるホステルもすごく混んでいました。