旅するように暮らしたい~社畜、時々海外旅行

旅好きのアラフォーが仕事に忙殺されつつ時々海外旅行に行くブログ

初対面のおじさまとローテンブルクへ

ニュルンベルクからローテンブルクは近いのに行かないのは勿体ない、という話から何故か初対面のおじさまと日帰り旅をすることになってしまった私。

minato-log.hatenablog.com

もし変な人だったらどうしようという心配をよそに、片道一時間ちょっとの道中もずっと楽しく過ごしておりました。

DBという鉄道を使ったのですが、ローテンブルクに行くのには2回の乗り換えが必要です。

最初自分でgoogleで乗り換えを検索した時には、乗り換えなしの30分と出ていたはずなのにすごい違いです。

しかも次どの電車に乗れば良いのか、情報がきっちり出てくれないのがドイツの鉄道会社の悲しいところ。これについては案内してくれたおじさまも「親切ではない」と憤慨しておりました。

きっとオンラインで調べなさいという意味なんでしょうね。

それでもオンラインで見たところで、同じ時間に発車する電車があったら間違えるのではと思うくらい難しいなと思いました。

 

ローテンブルクの駅に着くと、10分ほど歩いたところに門が見えます。

ここがまず観光の入り口ですね。

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それからまず案内されたのが、城壁を上って街を眺めるところ。

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ここは無料で誰でも登れるようになっています。おそらく修復の際に寄付した人たちなのかな、という名前がたくさん並んだところを通り抜けながら街をぐるっと半周くらいしました。

 

そして城壁の外へ。すごく景色が綺麗。

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夏になるとぶどうがなる畑があるようです。しかも誰でも取って良いんだよ、と言われましたが本当かな。

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ここが昔のロマンティック街道だと教えて貰いました。

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隠れた穴場らしい人魚の像。男の人の方はたぶん酔っ払ってますね(笑)

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そこをずっと歩いていくと、昔は限られた人しか来られなかったという広場に出ます。

街の南側の少し変形したところ。ここに珍しく無料のトイレがあるんですよ!

ドイツに限らずヨーロッパで無料のトイレは珍しいです。もちろんありがたく使わせて貰いました。

 

それから街の中へ入ると、有名な場所をいくつか教えて貰いました。

「ここは写真スポットだから!」と言われるがままに撮影してきたと思います。

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こんなプライベートツアー、もし申し込んだら100ユーロでも足りないだろうなぁなどと考えてしまう自分がちょっと情けなかったです。

ただ教えて貰ったところがどこも素敵。

連れて行ってくれたおじさまには本当に感謝しました!

 

 

何時くらいに帰りたいかと聞かれたので、6時の電車に乗りたいな、と答えたところその時間に合わせて駅へ。

だいたい1時間に1本の割合で電車が出ているらしい。

しかもローテンブルクは終着駅らしく、どこに出るにも同じ電車にのる必要があるようです。

ローテンブルク発の電車は3駅くらいで乗り換え駅に出ますので、そこで向かう方向を間違えなければ帰れるみたい。

 

そのおじさまがすごいなぁと思ったのは、その時ローテンブルク駅で待っていたいかにも観光客な雰囲気を出していた人全員に声を掛けたんですよ。

「どこに行きたいの?」って。

そして彼らも電車に乗せると、その乗換駅で「あなたはこっち」というように教えてあげていました。

こんな優しい人がこの世に残っていたとは!という感動。

「でもあなたも日本で困っていた人見かけたらそうするでしょ」と言われましたが、なかなかそこまでは出来ないんじゃないかな、と思います。

 

1時間ちょっとかけてニュルンベルクに戻ってきた後は、スーパーに寄って帰ります、と言ったところあっさりそこで解散。

今回は電車の中で連絡先を聞いておいたので、日本に戻ったらきちんとお礼状を送ろうと思いました。

メールしますと言ったところ、字が細かくて読むのが好きではないと言われたのでそういうことに。しかし本当に良い出会いだったなぁと思います。

 

ミュンヘンではひたすら体調不良と戦うことになってしまったので、ここに来てようやく旅が始まった感じが。

素朴な雰囲気が大好きなので、ニュルンベルクはまた訪れたいところです。

 

泊まったホステルにも満足しつつ、次はプラハに向かいます。