旅するように暮らしたい~社畜、時々海外旅行

旅好きのアラフォーが仕事に忙殺されつつ時々海外旅行に行くブログ

台南の奇美博物館は広かった

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思わぬ縁から行くことになった奇美博物館ですが、行ってみるとすごいところでした。
博物館の中に入らなくても、外でピクニックしている人がたくさんいます。
ちょうど天気も良かったので、ピクニック気持ち良さそうで羨ましかったです。

ヨーロッパを彷彿とさせる建物の中に入ると、やはり内部もヨーロッパ。
どこに旅行に来たんだっけ、と思わせるような内装です。
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エントランスしか写真OKではないので、他に内部の写真はないのですが、中はそこそこ広さがありました。
エルミタージュ美術館ほどの広さはないのですが、「ちょっと立ち寄ってみよう」という気持ちで来るには十分すぎる収蔵品の数々。
中は「動物ホール」「兵器ホール」「ロダンホール」「芸術ホール」などに分かれています。
主に見たのは「動物ホール」と「武器ホール」

「動物ホール」では大陸ごとのコーナーに分かれていて、動物のはく製(だと思いますたぶん)が置かれています。
これが結構すごい量なので迫力がありました!
お子さんの教育にはぴったりな感じですね。小さい頃こういうところに連れて来られたら興味を持つだろうなぁという展示の仕方でした。
私はもともと科学が好きなので、見ていてとても楽しかったです。

 

「兵器ホール」を見たかったのは、モンゴルのコーナーがあると気付いたからです。
騎馬民族の戦闘についてのコーナーがあって、躍動感のある馬の像がありました。
でも馬を間近で見た身からすると、そこからでは走れないのではないかなという姿勢でした(笑)
武器そのものには人を傷付けるものというイメージからあまり良い印象を持てないのですが、日本の鎧や刀も充実していて、地域ごとの違いを見比べるのは興味深かったです。


一時間くらい見たところですっかり疲れてしまった私たちは、休憩を挟んで自動楽器演奏を聴くことにしました。
これは予約が必要だったので、博物館に入ってすぐに申し込み。一人20元が別で必要となります。
展示を見た後、時間になったので指定されたホールへ向かうと、時間通りに何かが始まりました。
いきなり演奏、という訳ではありません。
出てきたお兄さんが中国語で何か面白そうなことを言っています。
お客さんが笑っているのを聞いて、ここまで何度も台湾に来ているなら中国語勉強すれば良かったと少し後悔しました。

面白い話を挟みながら、自動楽器を3種類聞かせてくれました。
イメージとしては紙芝居屋さんの音楽を聞かせて貰っているような感じ。(と言いながら紙芝居屋さんはテレビでしか見たことありませんが)
懐かしくて暖かい音色に癒されました。日本でも聞けるところあったら良いのになぁ。


全部見回る元気はなかったので、音楽を聴いた後はロダンホールを見て徒歩20分以上かかる駅まで歩いた私たち。
タクシーを捕まえるのが面倒だった、というだけだったのですが。
駅までの道のりで面白いものを見付けました。

これ。
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初めて見たのですが、野生のカメレオン(ですよね?)。

反対から歩いてくる若者たちが見ていたのに気付いて、思わずぱちりと写真を撮ってしまいました。
なかなか動かないので生きているのだろうかと思ったのですが、しばらく見ていたらゆっくり動きました。
歩くと面白いものが見られることもありますよね。
軽い気持ちで立ち寄った奇美博物館、様々な発見があって面白かったです。
台南に行かれる途中、時間があるならぜひオススメしたい場所でした。