ミュンヘンのピナコテークへ
体調不良と戦いながらのミュンヘン観光、天候もそれほど良くなかったので美術館巡りをしていました。
美術館に向かう途中にあった公園。
積もった雪を見るのは久しぶりなのでちょっとテンションが上がりました。
でもこの雪も翌日には溶けてしまったんですよね。路面が濡れ方が凄くて、靴の中が浸水して大変なことになりました。
近場で良さそうなところにピナコテークが検索で引っかかったので、行ってみることにしました。
アルテピナコテークとモダンピナコテーク
ミュンヘン中央駅から徒歩20分程度、かなり隣接したエリアに三つのピナコテーク(絵画館)があります。
アルテピナコテーク、ノイエピナコテーク、そしてモダンピナコテークです。
まずはアルテピナコテークに行ってきました。
ルーベンスをはじめとして、有名な絵画が数々並んでいます。
館内は写真撮影OKなのですが、シャッター音を響かせて撮影するのがあまり好きではないので、最後の審判だけ少し遠くから撮らせて貰いました。
結構広いので1時間では見終わりません。
この館だけ見ようと思ったら7ユーロ、3つのピナコテークを見られるデイパスは12ユーロだったので、デイパスを購入しました。
そしてゴッホのひまわりを楽しみにノイエピナコテークに行ってみたら、まさかの長期休館中……。
ああ、残念。
しかし気ままな一人旅にそういったことはつきものなのでさほど気にせず、モダンピナコテークに行きました。
現代美術は難しくて何が良いのか分からない時があるのですが、見て「楽しいな」と思えるものが好きなんだと思います。
ピカソの作品もあったらしいのですが、とにかく数が多いのでどれだか分かりませんでした。
工業デザインの区画もあって、その辺りは親しみやすく見ていてとても楽しかったです。
モダンピナコテークを散策中に少しずつ辛くなってきたので、その日は早々に帰ることに。
夕方からはバイエルン国立歌劇場の椿姫を見に行くことですし!
と思って一度体を休めたのですが、4時間の立ち見に耐えられるほどの体力は残されていなかったので諦めてそのまま眠ることにしました。
すごく楽しみにしていたのに……!
これは本当に悲しかったです。
翌日、また別のチケットがないかとチケットオフィスを訪れてみたのですが、良いチケットがなかったので断念しました。
体調管理は本当に大切ですね。しばらく風邪を引いたりしていなかったので、もしかして油断していたのかもしれません。
しかしこの日は本当に体調がイマイチだったので、ほとんど写真が残っていません。
せめて美術館の外観は撮影してくれば良かったです。