チェコのプラハでミュシャ鑑賞
ドイツの三都市を巡った後、初めて訪れる国、チェコへ向かいました。
チェコへと向かうのももちろんFlixbusです。
Flixbusならニュルンベルクからプラハまで15ユーロ(価格変動あり)。
後でさくっと調べましたが、鉄道だと乗り換えありで100ユーロはしそうでした。
乗り放題のお得なチケットを買ったとしても、やっぱりバスには敵わないので、時間が許す限りこの旅ではバスを利用しようと思います。
ただもし鉄道旅をすると決めていたら、ニュルンベルクではなく別の場所からプラハを目指しましたね。ちょっと鉄道の中継点としては不便かもしれません。
すっかりぐうたらした生活が身についてしまった私は、10:30頃のニュルンベルク発、14:00頃プラハ着というのんびりした時間を選択。
中途半端に早く着いてしまうと、ホテルのチェックインまで微妙な時間になってしまうので、のんびり出て部屋に荷物を置いてから出掛けられるような時間に移動するようにしております。
プラハには3泊しまして、着いたその日は国立歌劇場で「真夏の夜の夢」の鑑賞と街散策。
その後の2日間は「ミュシャファンならぜひ行くべき」と紹介されていた3か所を巡って来ました。
ちなみに私は日本でミュシャ展が開催された時には行ったくらい好きですが、美術そのものにはそれほど造詣が深くありません。
なので純粋に「綺麗だな」というような感想しかないのですが、本当に素晴らしかったのでぜひ見て頂きたいです!
その1.聖ヴィート教会
実は聖ヴィート教会がどこにあるのかを調べる前に、ひとまずプラハ城に行ってみるか~と思って訪れた先にありました、という感じで行き当たっていたりします。
ヴィート教会に入るにはチケットが必要で、私はもともとお城に行くつもりだったのでAチケット(350コルナ)を買いました。
聖ヴィート教会にはミュシャの他にも素晴らしいステンドグラスがたくさん……なのに、やっぱり不思議と一番目を引くのがミュシャのステンドグラス。
この独特の感性、本当に素晴らしいなぁと思います。
この時期でもそれなりの人出だったので、夏の時期になったらきっと観光客凄いんだろうなぁと思いました。
ちなみにAチケットで入れる他の場所の中では、黄金の小道がとても良かったです。
ただの小道かと思えば、建物の中に色々な展示がある上に景色が綺麗でした。
観光ガイドを見ていると王宮の方が見ごたえがありそうでしたが、行ってみないと分からないものだなぁと思いました。
その2.プラハ市庁舎
ガイドツアーを申し込んで中をしっかり見学して来ました。
日本語のツアーはなく、英語ツアー。
ネット予約も出来るそうですが、私は直接市庁舎のチケットカウンターで購入しました。
チケットカウンターは市庁舎を入ってすぐ左のところにあります。
さすが閑散期、私の他にあと3人しかおらず、計4人でのガイドツアーとなりました。
スメタナホールを始めとして市庁舎の内部は非常に凝っていて、芸術的にも建築的にもとても面白い建物だと思いました。
一言で言うと芸が細かい。
どれだけの労力を使って作られたんだろうと想像すると気が遠くなりそうですが、ここはプラハ市民のプライドを象徴する場所でもあるそう。
ミュシャの間ではとにかくため息しか出てきませんでした。本当に素敵。
その3.ミュシャ博物館
ここだけは中が撮影禁止なので写真がありません。
せめて外観の写真を撮っておくべきだった、と思ったのですが忘れておりました。
とても小さな博物館ですが、ファン垂涎のポスターがいくつもあります。
市庁舎から歩いて10分程度のところにありますので、市庁舎とセットで見るのが効率が良いと思います。
プラハの観光地は意外と撮影許可にお金がかかるところが多い印象でした。
だいたい50コルナくらいなので、許可証を買って遠慮なくバシバシ写真を撮って来ました。
ミュシャ好きの友達に写真はたくさん送り付けたのですが、本当は友達にも実物を見て欲しいなぁと思いました。
プラハ編はまだ続きます。