台南に行くならぜひ奇美博物館へ
二泊三日の滞在なのに、一泊二日で台南に行ってみるという強行スケジュールを組んでしまった今年の台湾旅行。
台北でマッサージを受けたいという母と、台南に行ってみたいという私の意見の折衷案でそんなトンデモスケジュールになってしまいました。
例えるなら日本に二泊三日で来て、東京で一泊、大阪に一泊するようなものですね。
台北からは台湾高速鉄路を使って台南に向かいました。日本の新幹線みたいなものです。
所要時間は一時間半と少し。
前日寝不足だったのでゆっくり寝ながら向かうつもりだったのですが、隣に座った台湾のおばさまのお喋りに付き合わされてしまいました(苦笑)
講演会のために高雄に向かう、というおばさまから寝る間も与えられず質問攻めに。
おばさまも日本には何度か来られているようで話は弾んだのですが、英語なので頭を使うことになって大変でした。
普段英語を使っていないので、すっかり錆びついているんですよ私の英語力。
お互い母国語ではないので何とかなりましたが、台南に行く前に少し疲れてしまいました。
で、そのおばさまから物凄くオススメされたのが奇美博物館。
英語ではCHIMEI MUSEUMと言うそうです。
台南出身の財閥系の偉い方が作られたという博物館、ネットで確認したらかなり良さそうだったので立ち寄ってみることにしました。
高鐵台南駅から今回の目的地である台鐡台南駅までは台鉄で30分ほどかかります。
この奇美博物館は高鐵台南駅から無料のバスが出ていて、それに乗って一つ目の停留所で降ります。
が、実は降車ボタンを押しても鳴らなかったのでそのまま乗っていたら、次の停留所まで連れていかれることになりました。
ですが幸いなことに台湾人のカップルも降りたかったようなので、運転手さんに抗議。
しかしもう通り過ぎたから無理だよ的なことを言われて次の停留所へ。
そこは台南の小さな空港のようなところ。
反対側のバスに乗れと言われたようなのですが、行ったばかりで30分以上待たなければならない状態で…。
次の停留所が空港だったおかげで、タクシーはたくさん停まっています。
これで辺鄙なところに下ろされていたらタクシーさえいなかったはずなので本当に良かったです。
台湾はタクシーが高くないのですが、一緒に降りたカップルを相乗りに誘って博物館へと戻りました。
100元ちょっとだったのでタクシー代は払ってあげて、代わりに運転手とのやり取りをお願いしました。
彼らは英語が話せたのでコミュニケーションは問題なく。
先ほど通り過ぎた、ヨーロッパの宮殿のような博物館が迫ってきます。
「とりあえず台南に行って美味しいものを食べよう」
という安直な気持ちで台南へ向かっただけだったのですが、天気が良かったこともあり、博物館を選んだのは大正解でした。
博物館の中についてはまた次の記事でご紹介しようと思います。
写真撮影可の場所がエントランスだけだったので中の写真はほとんどないのですが、一日では回り切れないほど広くて良かったです!