リトアニアのヴィリニュスから日帰りでトラカイへ
ラトビアのリガからリトアニアのヴィリニュスへは、毎度のことながらバスで移動しました。
やっぱりバスは一番安価な交通手段だと思います。
バルト三国ではLux Expressというのを使ったのですが、よく使っているFlixbusよりも正直なところワンランク上で快適。
もっとあちこち走ってくれたらLux Express使ってしまうのにな~なんて思うくらいに良かったです。
Lux Expressの良さについてはまた改めてどこかで書こうと思います。
ヴィリニュスのバスターミナルを降りた時、ちょっと整備されていない雰囲気があったので大丈夫かなと多少不安は覚えたんですよ。
降りた瞬間、ヤバいと思ったハンガリーで偽警察に金をとられた経験があるので、そんな感じの国だったら嫌だなぁと。
ですがさすが安心と安全のバルト三国、安全については全く問題がなかったです。
それに街はとても綺麗でした。
スーツケースをガラガラと引きながら、今回はまずゲストハウスに一泊。久し振りの一人部屋でとても快適でした。
ちなみにヴィリニュスでは二泊しましたが、ゲストハウスは人気で一泊しか取れず、もう一泊はホステルに泊まりました。
街歩きはやはりどこも素敵なのですが、タリン、リガと多少違うながらもどこか似たような街並みを見てきてそろそろ食傷気味。
ということで、日帰りできる場所がないか調べて出てきたトラカイへ行ってきました。
トラカイ、なんて聞いたことがない方がほとんどだと思いますが、「ドラクエの城」と呼ばれているトラカイ城が有名なところらしい。
湖の中に浮かぶ古城……まさにダンジョンの香り。
30代半ばの私はドラクエ、FF世代なので気になって行ってみることにしました。
バスは長距離バスと同じバスターミナルから出ています。しかも結構な頻度で出ているので、とりあえず行ってみればどれかに乗れます。(とは言いつつタイミング悪いと30分くらい待ちますが)
片道2ユーロと超お得! バスでおよそ40分ほど走ったところにトラカイの街はありました。
トラカイ城までは歩けると聞いていたので、ちょっと距離はあるものの徒歩で移動。
途中から湖畔の散歩道を歩いたのですがこれが気持ち良くて。そこを歩いているだけで、トラカイに来て良かった~なんて思ってしまうほどでした。
お城に向かうには橋を渡る必要があります。
その橋を渡ったところで、一人5ユーロで船に乗れるよ、と言われてつい乗ってしまった。これもまた良かったんですよね。
湖から見るトラカイ城はまさにドラクエの世界~。
なんかFF的な画面の美しさではなく、素朴な色遣いがドラクエ的なイメージなのだろうなと思いました。
30分ほどのクルーズがあまりにも気持ち良かったので、船頭のお兄さんにチップをあげたら喜んで貰えました。
これで5ユーロはかなりお得な気がします。
また機会があれば船に乗りたいな、と思いつつお城の中へ。
お城の中もやっぱりダンジョンみたいで楽しかったです。
ドラクエの城、と言われているのも納得な空間。
狭い階段を下りていくところなんか、まさに敵に遭遇するのではないかとドキドキしそうなほどの雰囲気です。
ヴィリニュスから日帰りで充分楽しめるトラカイ、もしまたバルト三国に旅行出来るとしたら一番行きたいところかもしれません。
特にこの時期は空気が爽やかで景色が綺麗で、とっても良かったです。
バルト三国はどこもそれほど物価は高くないのですが、タリン→リガ→ヴィリニュスと移動する度に、少しずつ安くなっていった気がします。
なのでヴィリニュスが一番安いのに美味しいものが食べられました。スーパーのお惣菜とか安いのに美味しかったです!
どこの国が一番好きかと聞かれたら、リトアニアと答えるかもしれません。
日本人にはあまり馴染みのない国ですが、安全ですし街は綺麗ですし間違いない。
観光地を巡りたければタリンが一番で、リガとヴィリニュスはそれほど観光地らしい観光地がある訳ではありませんが、良いところでした。
ヴィリニュスに心を残しつつ、次は二度目のポーランドです。
実はポーランド、ドイツは飛行機使って飛ばそうとも考えたのですが、やはりお金の問題でバスになったので少しだけ寄ることにしました。
北ドイツはまだ行ったことないというのもありましたしね。
行き当たりばったりの旅ですが、一回目の旅行よりはまだましなのではないかなと思ったりしています(笑)