ヘルシンキ観光:アルヴァ・アアルトの私邸
ヘルシンキは本当に街並みが素敵で、頑張って観光しようと思わなくても楽しいです。
あちこちに公園があって、結構皆さんそこでランチをしていたりするので、私もスーパーで買ったものを公園で食べるというのが日課になっていました。
結局3泊いたのですが、1日だけ天気予報雨の日があって、空の色の違いにビックリ。
この時期のお日さまがいかに素晴らしいかよく分かります(笑)
街歩きばかり楽しんでいたら、あんまり観光らしい観光をしていなくて。
せっかくだから天気が悪い日に博物館でも行こうかな~と思って選んだのがアルヴァ・アアルトの私邸。
トラム4番に乗ってヘルシンキ中央駅から15分、さらにそこから10分ほど歩くと到着します。
ここが入り口。
ガイドツアー付きでないと見られないということで、私は15時の回に参加しました。
ハイシーズンは予約必須と言われてますが、私の回は5人しかいませんでした。ちなみに最大20名まで。
節約旅行なのにこの建物見るだけで20€か……と思いましたが、見て良かったと思います。
しかも天気が悪いから博物館かどこかと思ったのに、見学する頃にはすっかり天候も良くなっていました。
リビングとダイニング
二階
事務所のスペース
二階が家族それぞれの部屋になるのですが、窓が全て東側で、自然の力を最大に利用しているところがとても好きです。
そういうところまで考える建築家、あんまり多くないような気がするんですよね。
それに純粋に素敵だな、と思えるようなところが随所にあってこんな家に住みたいなと思いました。
オススメ:スオメンリンナ島のホステル
在職中はお金はあっても時間がない、という旅行をしていたのですが、退職してからすっかりそれが逆転して、時間はあるけどお金がない旅行をしています。
もちろんそれなりに蓄えてきましたので全くお金がない訳ではないのですが、せっかく時間があるので色々と節約しながら旅しています。
自分の中で一番大きく意識が変わったのはホテル、そして次に移動。
社会人の時にはホステルが安いことを知っていても、泊まろうなんて思いませんでしたもんね。
旅行は自分へのご褒美だったので、安いところを選んでいたものの必ずホテルに宿泊していました。
実は一回目の長期旅行の時にはまだホステルには慣れなくて、時々ホテルに泊まって息抜きをしていたのですが、ホステルにもだいぶ慣れてきたように思います。
と、前置きが長くなりましたが。
ヘルシンキの宿を探した時、直前だったこともあってなかなか良い宿が見付からなかったんですよ。
金額で制限かけるとさらに選択肢がない。という中で見つけたのが、スオメンリンナ島のホステル。
ホステル・スオメンリンナ
https://www.hostelhelsinki.fi/en
このスオメンリンナ島はヘルシンキからフェリーで15分ほどのところにある島です。
市営のフェリーならばデイパスで乗れると知ったこと、そしてそもそもスオメンリンナ島には観光で行きたかったことから泊まることにしました。
これが私にとっては大正解。
船が好きなので毎日フェリーでヘルシンキに行くのが楽しいし、島の船着場からは徒歩2分の好立地。
しかもその間にスーパーマーケットがあるというおまけ付き。
ドミトリーは一泊3000円ちょっとで、シャワー、トイレ、キッチンも申し分ありません。
もちろんホステルとして不便なところはありますが、島なのですごく静かで安全なんですよね。
帰りもヘルシンキから成田なので、またここに泊まろうと思いました!
スオメンリンナ島自体も自然豊かでとても綺麗な場所。
フォトジェニックだ~なんて思いながらバシバシ写真を撮って来ました。
半日もあれば全部巡れるのですが、半日で帰るのは勿体ない!
島のカフェやレストランは18時までには閉まってしまうのですが、スーパーは22時まで開いてます。
ホテルを出てすぐ観光したい、という人には向かないかもしれませんが、落ち着いた環境でしかも安く泊まれるのは非常に魅力的。
ホステルは若い人が多いのですが、ここは幅広い年代の方が滞在されている印象です。
一回目の長期旅行ではポーランドのクラクフで沈没しかけたのですが、スオメンリンナ島のホステルも沈没したくなる快適さ。
ヘルシンキの街自体、がつがつ観光しなくても楽しめる風景がたくさんあるので街歩きとかショップめぐりがとても楽しいです。
スオメンリンナ島を観光される際、ホステルの滞在とてもオススメです。
ただレセプションが開いている時間が短いので、閉まっている時には鍵の受け渡しは連絡してになってしまうので多少の英語が必要。
でもそれさえクリアできれば安く快適に過ごせるので、ヘルシンキ滞在の折にはぜひ検討してみて下さい^^
入国審査に引っかかっていた日本人
久し振りにブログを書こう、と思ったのは実は入国審査で驚くような人を見かけたからでした。
日本のパスポートはビザなしで旅行できるところが多くても、海外はあくまで日本ではないということを再認識したので記録として残しておこうと思います。
今回、私はJALの直行便で成田からヘルシンキに向かいました。
なので機内は比較的日本人の乗客が多く、CAさんもほぼ日本人なので日本にいるかのような快適さです。
ヘルシンキはトランジットでしか訪れたことがなかったので、初めての入国審査。
飛行機から降りた後、トイレに寄って、日本で買っておいたSIMが使えるかの確認をして、どうせ混んでいるだろうからとゆっくり向かうことにしたんですよ。
ALL PASSENGERの入国審査の列は時間差でもまだそれなりの長さ。
まあ、急ぐ旅でもないしゆっくり待っているか~と思っていたら、まさかの二つ前の男性が引っかかりました。
あ、この人ヤバいかもしれない、と思ったのはE-ticketを出してと言われたのに対して、日本語で説明を始めた時でしたね。
パニックを起こして、というよりも、日本語通じるだろう的な自信のようなものを感じて聞いているこっちの方が驚いてしまいました。
どうしようかと思っていたら、私の一つ前の方がその男性に助け舟を出してくれました。
もし私が彼の次だったら、私が助けることになっていただろうな。
それが嫌という訳ではないのですが、自分だったらどうしただろうと考えると頭を抱えたくなりそうなやりとりだったんです。
まずその男性、英語さえろくに喋れないくせに一人旅。
そして帰りのE-ticket不所持。
この時点で相手の心証は相当悪くなりますよね。
どういう手続きで航空券を買ったのか知りませんが、ヘルシンキの空港で帰りの分は受け取ることになっていたと言っていました。
ならばその購入した領収書を見せろと言われたら「日本に置いてきました」と。
せめてメールに残っていないのかと言われていましたが、それすらもなかったそう。
目的と滞在期間と場所を聞かれた答えが、観光で三カ月、ホテルはまだ取ってません。
え……英語さえまともに出来ないのにホテル取っていないの?
しかも現地で誰かに会って色々教えて貰う訳でもなく、全て自分でやるつもりだったらしい。
三カ月って言ったら「ビザなしで滞在できるのは90日以下です」って審査官に怒られてました。
帰りの飛行機、言えば変えて貰えますよね、とか呑気に日本語で相談していましたが、そもそも入れるかこの時点でどうか危ういレベルですよ。
ちなみにほぼ全てのやりとりは、私の前に並ばれていた方が通訳して答えています。
簡単な質問にも答えられないレベルだったので、メモに滞在目的やら何やら書いて渡していましたが、それがどんなものだったかは分かりません。
その人が話している姿から、たぶんそれほど中身のあるものではないのだろうなと推測しました。
次に聞かれた質問が、お金はどれだけ持っているのか。
ビザなしで入って不法就労するのではないかという可能性、真っ先に疑われますもんね。
その答えがまあ、少し安めのヨーロッパ一週間旅行のツアー代金くらいの金額でした。
最安値のツアー相当ではないですし、航空券代別ではあるのですごく少ない訳ではないですが、三カ月滞在するには十分ではないとしか思えない金額です。東南アジアで慎ましく生活するならまだしも、という感じ。
見せろと言われて財布から取り出したのはたぶん全額ではなくて、日本語で話してたので審査官は聞いていませんが、何と預入荷物の中に現金を分けて入れて置いたそうです。
はー、恐ろしい。
そして次に聞かれていたのがクレジットカード。
海外旅行ではビザとマスターが必須ですよね。(と言いつつ、気付いたらマスターカード解約しててビザだらけになっている私も人のこと言えませんが)
旅行前に作って来ました、と言って出したのがどうもキャッシュカードだったらしく。
クレジット機能がなかったようなんですよね。何を作ったんだ、と心の中でツッコミを入れたくなりましたが、ビザやマスターの表記はなかったらしく、審査官に突っ返されていました。
そして最後に聞かれたのが職業。
彼の答えは……無職!
そりゃあ三カ月も休みが取れる日本人なんていないので、転職のタイミングでしか長期では旅行出来ませんもんね。(私もです)
ただそれが審査官に通じるかどうかは別です。
特に不法就労疑われている時の無職回答はなかなかキツイ。
ここまで来て、困った審査官は誰か別の人を呼びました。
荷物のタグをよこせと言われて彼が渡すと、その荷物を引き取ってどうやら別室へご案内ということになってしまったようで、彼は姿を消しました。
その後すぐに入国審査が再開されて通り抜けてしまったので、彼のその後は知りませんがもしかすると強制送還されているかもしれません。
私、強制送還された方のブログを読んだことがあって、いくら目的がないような長期旅行でも「最大の滞在可能日数」を言ってはいけないと心に留めていました。
ブログを書かれた方は、それを言ってしまったがために強制送還になってしまったらしいんですよね。
しかも入国拒否による強制送還だと、確か行きと同じ航空会社が連れて帰らなければならないという決まりがあるらしく、航空会社からしても迷惑な乗客になってしまうらしく。(ここはブログで読んだ知識なので違ったらすみません)
下手したらもうその国には行けなくなったりするんじゃないかな、と想像します。
私は今回も一ヶ月に満たない期間ですが、入国審査官からは色々と聞かれました。
前にとんでもない人がいたので確認のためだったのかもしれませんが、他に行く国と滞在先ホテルはきっちり答えています。
しかし今思い返しても、あの方はたとえ無事に入国したとしても生活出来ないんじゃないかと思います。
言葉が通じないのにどうしていきなり一人で長期旅行に出ようなんて考えてしまったのか。
「私、英語はあんまり得意じゃなくて」って通訳してくれた人にはっきり言ってましたが、何で恥ずかしげもなく堂々と言っているんですか、と思わず心の中でツッコミをしたくなるくらい駄目な感じで。
予約はしてないけれどホテルは決めていると言ってましたが、そこまで辿り着けたかも謎。
慣れないうちはいきなり背伸びするのではなく、ツアーや慣れた人に連れて行って貰うのが正解だなとつくづく思いました。
すっかりご無沙汰しております:現在地はヘルシンキ
すっかりご無沙汰しております。
約一ヶ月のヨーロッパ旅行の記録を残そうとブログを始めたのに、
結局中途半端なまま終わってしまいました。
申し訳ないというより、自分がちょっと情けない。
しっかりと書いていかなければという気持ちが空回りして
途中で面倒になってしまいました。
一回目の長期旅行は2月の半ばに終わりまして、
その後も海外は台湾、ベトナム、香港。
国内は北海道、沖縄、京都を旅しています。
そして今は二回目の長期旅行でヘルシンキ二日目。
今回もどこまで書けるか分かりませんが、
備忘録を兼ねてリアルタイムの記事を残していきたいと思います。
再就職をしたらしばらくどこにも行けなくなるので
その時に途中で終わってしまった旅行を書いていくつもり。
この時期のヘルシンキはとても爽やかで歩いているだけで気持ちが良い。
しかも滞在先として選んだホステルが過ごしやすくて快適です。
昨日、ヘルシンキに入って少し街を歩いたので
今日から色々と見て回ろうと思っています!
今回も移動や宿泊を節約しつつ、楽しんできたいです。
クラクフを拠点に観光 ヴィエリチカ岩塩坑
またしばらく間が空いてしまってすみません。
最近の話では、長期旅行の後、台湾と北海道に旅行に行きました。
そして間も無くベトナムへ。
その話も書きたいと思いつつ、ひとまず早めに長期旅行のまとめをしたいと思います。
さて、話をポーランドに戻しまして。
街並みがとても良かったというのもあるのですが、事前に調べた時、旅行の目玉になりそうな観光地が二つもあると気付いたからです。
ここは負の世界遺産ですが、一度は行ってみたかったところ。
そしてもう一つはヴィエリチカ岩塩坑。
廃坑になっていない岩塩坑としては世界最古の場所だそうです。
クラクフでのこの観光は、実は現地ツアーを事前に申し込みました。
プラハの市庁舎ガイドツアーは別として、今回のヨーロッパ旅行の中でツアーに参加したのはこの二つだけ。
実は初めての街ではガイドさんから話を聞きたいこともあっていくつかツアーに申し込んでみたものの、ローシーズンであることもあり催行しなかったんです。
ここならきっと大丈夫だろうと思って申し込んだら、催行してくれました!
費用的には自分で行った方が断然安いのですが、催行してくれて良かった~。
個人で行動している時にはどうしても気が抜けないので、全部お任せ出来る時間も大切だなと思いました。
ちょっと気を抜いてツアーに参加したせいで、実は最初からやらかしまして。
何とホテルと言いますか、滞在していた部屋に現地通貨が入っている財布を置いてきてしまったのです。
気が付いたのはツアーバスの中。
お金を使うところがなければ良かったのですが、撮影許可証にどうしてもお金が必要です。
運良く他の通貨が入っている財布にはクレジットカードが。
カードが使えますように、という祈りが届いたというより、さすが有名な観光地。
ものすごく小さな金額でもカードを使わせて貰えました。ありがたい…。
クラクフからのガイドツアーなので、私たちのツアーには専属のガイドさんが付いてくれました。
15人くらいに対して1人。丁寧に説明して貰ったので、見応えがありました。
入り口からひたすら階段を下っていきます。
足が悪い方にはちょっときついかも。
木の部分以外、ほとんど岩塩。
足元がこんな感じです。
観光客向けに開放されている場所だけでもかなり広い!
轍の跡がすごい。
他にもものすごい塩分が含まれた液体が流れているところとか。
舐めてみて良いですよ、と言われて指先に着けて舐めましたがめっちゃ塩辛かったです!
ちなみに同じツアーの人ががっつり飲んでしまい、苦しんでいる姿を見ました(笑)
ヴィリエチカ岩塩坑の中で一番の目玉はこちらのホールと礼拝堂ではないかと思います。
たまたま他のお客さんがいなかったので、「誰もいない時だけ流せるんですよ~」と言いながらガイドさんがプロジェクションマッピングを見せてくれました。
これがとても幻想的で素敵…!
おそらく観光ハイシーズンにはまず見ることが出来ないかと思うので、ちょっと得した気分。
このホールでは結婚式なども出来るそうで、機会があればぜひ見てみたいな~と思いました。
ヴィリエチカ岩塩坑は、観光できる場所がそれほど多くないので半日ツアーです。
なので午後にはクラクフに戻って、前日に出会ったイタリア人カップルに合流しました。
この岩塩坑、電車で行けるそうなので次があれば電車で行ってみたいなぁと思います。
クラクフに行くならば絶対に行くべき観光地の一つなので、ご興味ある方はぜひ行ってみて欲しいです!
節約旅行における食事事情 その①
しばらくブログを更新できませんでした。
というのも日本に戻ってきてから、引越しやら退職手続きやらでバタバタしていたらブログを開くのを忘れていたからです。
なのでリアルタイムでは日本に戻ってきています。
備忘録を兼ねてまた少しずつ更新していきたいと思います。
さて、旅の話に戻りまして。
私がここまでに巡ってきた都市は
ミュンヘン→ニュルンベルク→ローテンブルク→プラハ→ウィーン→ブダペスト→クラクフです。
社会人経験者なので、学生の時ほどは節約出来ておりませんが、自分なりに節約しつつ楽しんで来た食事事情についてお伝えしたいと思います。
長くなるのでひとまず途中まで。
機内で体調不良になるというトラブルに見舞われたため、ミュンヘンでは体に良さそうなものをスーパーで買って食べるようにしていました。
この時の宿泊場所はホステル。
火は使えたのですが、元気がなかったので調理をせずに食べられるものを中心に選んで購入しておりました。
コールスロー、パン、風邪に効くお茶、そしてビタミン剤ということで組み合わせが多かったです。
ちょっと元気になってからは、ミートローフをパンに挟んだものを買い食いしたりとかしましたが、基本的にはスーパーで買ったものを食べていました。
旅が始まったばかりだったので、節約精神が旺盛だったこともあると思います。
早く風邪を治したくて、看護師の友達にアドバイスを貰い、忠実に守って回復をさせました。
風邪が治りかけの状態まで回復したので、少し贅沢してやる、という気持ちで朝食付きのホテルを1泊取りました。
ホテルのレセプションで「ホームメイドグリューワイン」の文字を見てつい頼んでしまったのですが、美味しかったです。
ホテルの朝食をもりもり食べて、翌日ローテンブルクへ日帰り旅行をしたのですが、なんとその時には何も食べませんでした!
戻ってきてからスーパーでまた食べたいものを買ってホステルへ。
ここまでは本当に涙ぐましい努力をしておりました。
ホステルがお手頃価格であるにも関わらず、朝食ビュッフェ付きでした。
なので遠慮なく朝ご飯は食べておりました。
プラハでも基本的にはスーパーで買って来たものを宿に戻って食べていたのですが、宿の隣にお手頃価格のレストランがあって初めての外食をしました。
ビール二杯+チェコの伝統料理でおよそ1,500円。
スープ、メイン、デザートのコースなのでそこそこお手頃ではないかと。
安くて大満足してしまったことにより食欲に火がついてしまい、これまでの節約精神を忘れて街中で買い食いを始めました。
街中のあちこちで見かけて気になっていたトゥルデルニーク。(名前は後で調べました)
これまでの食費を考えたらちょっと高めかもと思いながら、どうしても気になったので購入。
オリジナルは何もかかっていないパンだけのものなのですが、私はクリームが好きなのでwith Creamを選択。
注文してから焼いたパンを棒から取出し、中にクリームを塗ってくれます。
これ、遠目で見たらそれほど大きくなさそうだったのに、実際手にするとかなりずっしり。
一人で食べるのには量が多すぎました~。
おかげでその日は夜まで何もいらず。でもまた食べたいなと思うような、ちょっと癖になる味でした。
ウィーン
他の都市に比べて物価が高い!
ということで、何を食べようか迷っていたのですが、ついうっかり国立歌劇場の立見席に並んでしまったので、どこにも入れず終演後にケバブを買って帰ることにしました。
どこにでもケバブ屋さんは見かけますが、結構万能食だな、とその頃には考えるようになり。
ウィーンで食べたのを皮切りに、何となく野菜が食べたくなったらケバブ屋さんを探すようになった気がします。安いですし。
あとはウィーンでは白ワインを飲んだくらい。
ウィーンで食事をする時には、きちんとお金を握りしめて行きたいですね(笑)
クラクフでもまた新たな出会いが
クラクフではのんびり過ごすと決めていたので、朝ご飯を自炊してゆっくりした時間に外に出ました。
着いた翌日はまだ寒く、少し雪がちらついています。
クラクフの城壁の外を歩いていると、いかにもポーランドっぽい景色が。
こういう散歩道大好きなので、歩いているだけで癒されます。
日本との時差は8時間なので、お昼ごろにラインをするとちょうど夕方で返信をくれる友達がおりまして。
今はポーランドにいてこんな感じで~とメッセージを送りながら、何となくクラクフにあるヴァヴェル城を目指して歩いていたところ、観光客に声を掛けられました。
「お城の入り口分かりませんか?」
話をしたところ、イタリアから来ていたカップルで、ちょうど私もそちらを目指して歩いていたので一緒に行くことにしました。
ヴァヴェル城は坂を上っていったところにあり、大聖堂なんかも見ながら行きたいなと思っていたのですが、結局そのカップルと一緒にお城を見学することに。
いかにも人の良さそうな男性と、気さくな美人という組み合わせのカップルです。
私がいたら邪魔にならないだろうか、と思いつつも、二人から見学した後に「お腹が空いているのでご飯を一緒に食べない?」と誘って頂き、これも何かの縁だと思って便乗させて貰うことにしました。
本当はご飯を食べたかったのですが、適当に入ったお店がカフェだったため食べ物はなく。
2軒目のレストランもご一緒させて貰いました。
が、このレストラン、地元の人たちがたくさん入っているような、セルフサービスの大衆食堂みたいな感じで、すごく良かったんですよ。
しかもたまたま私の宿泊先から徒歩五分ほどのところ。
メインディッシュ一品だけ頼んで500円しないくらい。で、ものすごく気に入ってしまった私は、気になったメニューを制覇すべくその後も一人で通い詰めてしまいました(笑)
最初に食べたのはこちら。
ポークソテーにマッシュルームが乗ったものと、マッシュポテト。別皿でサラダ付き。
食べかけですみません。
これだけで正直おなかいっぱいです。なのでメインディッシュ一品で充分。
結局その日はヴァヴェル城の見学と、イタリア人カップルと食事をしただけで終わってしまったのですが、何故かその二人に気に入られて明日も会おうと言うことになりました。
翌日はヴィリエチカ岩塩坑の現地ツアーに申し込んでいたので、午後に戻ってくるけれど良いかと聞いたらそれでもちろん大丈夫と。
戻ってきたら連絡することになったので、連絡先を交換。
ずっと一人でいると誰かと過ごす時間と言うのはかなり新鮮です。
しかも相手はカップルという安心感(笑)
ニュルンベルクでお会いしたおじさま以来の出会いだわ、と思いながら旅先の出会いに感謝しました。